2016.10.16 石川選手、国体レースレポート③
バイクパートは完全に一人旅。
しかし寒い、ハンドルを握れないほどに肩から震える。
沿道から「宮崎県がんばれー！」の声援に力が湧く。
パックを形成するにも前後視界には誰も走っていない。
折り返してきた先頭集団、後続ともに集団ローテーションを回しスピードが出ている。
あの場に入れないもどかしさ情けなさ、
エリートレースはスイムで出遅れれば勝負にならないと痛感。
後半、後続の鳥取県秋田県の選手とローテーション、スピード上がるも時すでに遅し。
ランに入るもトップは最終周、
普段のエリートレースならば足切りだろうが国体はありがたい？事に最後まで競技させてもらえるらしい。
脚はほとんど残っておらず重い、身体も重い。トップ選手に抜かれる、スピードが違う。
日々どんな練習をすればこんなにも強くなれるのか、
全てにおいてかなわない。無力感と共にエリートとレースが出来たことに喜びさえ感じる。
沿道からの声援は何よりありがたい。
地元の方、ボランティアの学生、関係者の方々「宮崎県がんばれ〜」の声援に背中を押されゴール。
レベルの違いをマジマジと感じたレース終了。
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